こんにちは、たいらです。
西表島の大原港から車で10分ほど南回りに走ると、道が行き止まりになります。
その最果ての地にあるのが南風見田キャンプ場です。
西表の大自然の中にあるキャンプ場は、まさに秘境感たっぷり!
ここはイリオモテヤマネコ発見の地でもあるんです。
いったいどんなキャンプ場なのか、じっくり見て行きましょう。
南風見田キャンプ場の特徴
日本最南端のキャンプ場!
西表島にはキャンプ場が3つあり、そのうち最も南にあるキャンプ場が南風見田キャンプ場です。
これ以上南にキャンプ場はないので、ここが日本最南端のキャンプ場ということになります。
入口には日本最南端であることを示す看板が立っています。
西表の山々を背景にたたずむキャンプ場
キャンプ場のうしろには西表の緑豊かな山々がつらなっています。
まわりには民家などはなく、大自然の中にポツリとキャンプ場があるという感じです。
まさに秘境感たっぷりの雰囲気ですね!
テント区画の区切りなどはありません。
好きな場所を選んでテントを張ればOKです。
星空がきれい
ここには電気が通っていません。
なので夜はまっくらです。
そのかわりすばらしい星空を楽しむことができますよ!
一眼レフカメラを持っていたのですが、三脚を持っていなかったので携帯で星空をとりました。
イマイチですが、ご了承ください。
本当に夜はまっくらなので、懐中電灯などの明かりは必須ですね。
ドラム缶風呂がある
このキャンプ場にはなんとドラム缶風呂があるんです!
電気はないので、マキを燃やしてお湯を沸かします。
ここの管理人さんはとても親切な方でお客さんのためにわざわざ風呂を沸かしてくれました。
僕は2024年1月にキャンプをしたのですが、この日のお客さんは4人でした。
ソロキャンプ2人、夫婦1組です。
僕はいちばん最後にゆっくり入らせていただきました。
少し寒かったので、むちゃくちゃ気持ち良かったです。
南風見田キャンプ場に来たときには、ぜひドラム缶風呂を体験してください。
おすすめです!
東屋にある囲炉裏が最高!
このキャンプ場には囲炉裏付きの東屋があります。
キャンプに訪れた人たちの憩いの場として、大活躍しています。
中を見るとこんな大きな囲炉裏がど〜んと中央にあります。
壁のほうにマキが置いてあり、無料で使うことができます。
僕がキャンプ場に来たとき、すぐに管理人さんがマキに火をつけてくれました。
火を起こすのってけっこう大変なんですよね。
これを火種にして、楽に夕食もいただくことができました。
イリオモテヤマネコ発見の地
キャンプ場に入らずにそのまま道を進んでいくと、道路が行き止まりなります。
その場所にヤマネコ発見の地という記念碑が立っています。
一度はイリオモテヤマネコを見てみたいですね。
海まで徒歩2分(南風見田の浜)
道が行き止まりの場所に、カギがかけられた(ような)ゲートがあります。
ここが南風見田の浜への入口です。
実はこのゲート、手で開けられるんですね!
注意書きによるとイノシシの進入を防ぐために閉めているのだそうです。
開けたらちゃんと閉めておきましょう。
ゲートから徒歩1分ほどで海に出ることができます。
約2kmも続く砂浜が広がっています。
沖合いの方にかすかに見える島は波照間島です。
いつか行ってみたいなあ!
携帯の電波が届かない!
キャンプ場の敷地内は、携帯の電波が届きません。
4Gではなく3Gと表示されたときにはびっくりしました!
3Gといえばガラケー時代の電波です。
全然ネットに接続できませんでした。
しかし救済処置があります。
南風見田の浜に出ることです。
砂浜にでるとアンテナも4本たってネットにも接続できました。
ちょっと面倒ですが、どうしてもネット接続したいときは海辺にでましょう。
まわりに何もないけど、それがいい!
まわりにはコンビニはおろか、民家もありません。
電気もないし、水も山から引いているとのことです。
何にもないけど、でもそれがいいんですよね!
日常のゴタゴタを忘れて南の果ての島で、ゆったりとした時間を楽しみましょう。
南風見田の基本情報
名称 | 南風見田キャンプ場【西表島】 |
写真 | |
住所 | 沖縄県八重山郡竹富町字南風見508-33 |
公式 | 【公式】南風見田キャンプ場 |
予約 | 電話で予約 |
電話 | 090-9781-0940 |
定休 | |
料金 | 利用料 1泊 900円 貸しテント 1日 1,300円(2〜3人用), 1,800円(4〜5人用) 貸マット 1日 200円(大), 150円(小) 貸シュラフ 1日 400円 |
設備 | トイレ ドラム缶風呂 囲炉裏のある東屋 |
時間 | |
説明 | 日本最南端のキャンプ場 |
南風見田キャンプ場へのアクセス
レンタカーがおすすめ
南風見田キャンプ場への行き方は、レンタカーがおすすめです。
大原港から県道215号へ出るとほぼ1本道なので、あまり迷わないと思います。
Google Mapを頼りに南風見田キャンプ場を目指しましょう。
バスで行く場合
バスでも行けますが1日4本しかないうえに、最寄りのバス停からキャンプ場まで徒歩50分ほどかかります。
大原港からバスに乗って2つめのバス停「豊原」で降ります。
ここは終点でもあり、日本最南端のバス停です。
そこからキャンプ場まで約3.7kmを歩いて行きます。
約50分ほど歩くことになりますが、がんばりましょう。
ちなみに僕は仕事の都合で4ヶ月ほど西表島に住んでいます。
なので自転車でキャンプ場に行きました。
自転車であれば大原港から30分ほどかかります。
徒歩で行く場合
徒歩で行く場合は、大原港から約1時間半かかります。
距離は約6.3kmあるので、夏の暑い日はかなり大変です。
やはりおすすめはレンタカーですね。
南風見田キャンプ場の設備
テント設営場所
敷地内の好きな場所にテントを張ることができます。
芝生の生えているところで、気に入った場所を見つけましょう。
雨が降ったときの水はけを考えると、芝生がしっかり生えた場所を選びたいものです。
管理人さん曰く、このキャンプ場は水はけは良い方なのだそうです。
西表島は雨が多いので、できれば天気の良い日が続く日程でキャンプしたいものですね。
囲炉裏付き東屋
このキャンプ場の名物のひとつが囲炉裏付き東屋です。
東屋なので屋根があり、雨が降っても大丈夫なのがうれしいですね。
キャンパー同士の憩いの場になっています。
使用するとき注意することは、使い終わるとき「マキに水はかけない」ことです。
水をかけるとあとで火がつかなくなり、次に使う人が困るからだそうです。
管理人さん曰く、火事にはならないから大丈夫とのことでした。
水道を見ると、山から引いた水を利用していました。
注意書きに「沸かしてから使用するように」書かれています。
トイレ
男女共用の個室トイレ(和式)が1つ、男子小用が1つあります。
個室トイレは電気がなく暗いので、ライトを持って入りましょう。
いちおう充電式のライトが設置されていました。
トイレットペーパーは設置されていましたが、なくなったときのために持参はしておいた方が良いです。
水シャワー(無料)
個室の水シャワーが2つ、ドラム缶風呂の部屋に水シャワーが1つあります。
個室シャワーは、トイレの裏の方にあります。
ドラム缶風呂の中にある水シャワーがこちらです。
ドラム缶風呂(無料)
このキャンプ場の名物のひとつ、ドラム缶風呂です。
五右衛門風呂とも言いますね。
これってお湯を沸かすのが大変そうですが、僕がキャンプしたときには管理人さんが沸かしてくれました。
どうやらお客さんが来るときには、わざわざ沸かしてくれているようです。
そういえば囲炉裏の火も管理人さんが起こしてくれましたね。
なんて親切なんだ、管理人さん!
どうもありがとう。
鍋やフライパン(無料)
鍋やフライパンは無料で借りることができます。
キャンプ場に持っていく荷物が減るので助かりますね。
包丁はないので持参しましょう。
レンタル
レンタル用品も少ないですが一応あります。
必要であればレンタルも検討しましょう。
貸しテント
1日 1,300円(2〜3人用)
1日 1,800円(4〜5人用)
貸マット
1日 200円(大)
1日 150円(小)
貸シュラフ
1日 400円
近くのスーパー
キャンプ場近くに売店やスーパーはありません。
キャンプ場に来るまえに食材や飲み物の買い出しは済ませておきましょう。
車で10分〜15分の場所にスーパーが2つあります。
玉盛スーパー(大原)
いちばん近いスーパーがここ。
車で10分ほどかかる。
野菜や飲み物、冷凍肉、弁当など日常生活用品を購入できる。
大富共同売店(大富)
車で15分ほどかかる。
野菜や飲み物、冷凍肉、弁当など日常生活用品を購入できる。
まとめ
今回は日本最南端のキャンプ場「南風見田キャンプ場」のご紹介でした。
行くのが大変な場所にあるけど、南の果てでゆっくりキャンプしてみるのも楽しいですよ!
それでは、また!
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