こんにちは、たいらです。
今回は那覇と北部の街を結ぶ高速船「ジンベエ・マリン」をご紹介します。
この船は那覇の泊ふ頭から出発して、名護まで1時間15分、もとぶ町まで2時間で行くことができる高速船です。
海なので渋滞に巻き込まれることもありません。
高速バスより早くて安いですよ!
さらにうれしいことに、高速船でありながら自転車も乗せる事ができるんです!
「那覇を出発して、名護の街を日帰りサイクリング」というのも可能ですね。
それでは詳しく説明いたします。
ジンベエ・マリンとは?
ジンベエ・マリン(タクマ3)は、那覇と北部の街(名護・もとぶ町)を結ぶ高速船です。
第一マリンサービスが運営しています。
この船の良いところは、1,000円で那覇から名護、もとぶ町まで行くことができることです。
しかも海なので渋滞はありません!
さらに自転車も乗せることができるので、自転車を使ったキャンプ旅など、いろいろな利用方法が考えられそうですね。
- 那覇から名護まで1,000円で行ける
- 自転車を船に乗せることができる
ちなみにこの船の名前は、ジンベエザメにちなんで「ジンベエ・マリン」と名付けられています。
でもね、なんとなくマンタに似ていませんか?
料金
那覇から名護・もとぶ町までの料金は1,000円です。
距離を考えると、けっこう安いですね。
なお、自転車は無料で乗せることができますが、乗せられる台数に限りがあるため予約が必要となっています。
ジンベエ・マリンの料金表
区間 | 料金 |
---|---|
那覇〜名護 那覇〜もとぶ町 |
大人 1,000円 小児 500円 |
名護〜もとぶ町 | 大人 500円 小児 500円 |
高速バスより安い?
那覇から名護まで行く場合、普通なら車やバスで移動すると思います。
ためしに那覇空港から高速バスを利用した場合の料金を調べてみました。
那覇〜名護までの料金比較
那覇空港から名護バスターミナルまでの料金とかかる時間は以下の通りです。
※ただし、ジンベエ・マリンは那覇(泊ふ頭)から名護漁港までの料金
移動手段 | 料金 | かかる時間 |
---|---|---|
高速バス111番 | 2,230円 | 1時間30分 |
やんばる急行バス | 1,650円 | 1時間43分 |
ジンベエ・マリン | 1,000円 | 1時間15分 |
これを見ると、ジンベエ・マリンはけっこう安いことが分かりますね。
もちろんジンベエ・マリンは船なので、港までの移動時間や料金がかかります。
それでも料金の安さや、車のように渋滞に引っかからないことを思えば、利用してみるのも有りなのではないでしょうか。
観光して那覇まで戻る場合に「船でのんびり海を見ながら帰る」というのも楽しそうですよね。
時刻表
那覇→名護→もとぶ町
那覇発の時刻表は以下の通りです。
那覇:泊ふ頭 | →名護:名護港 | もとぶ町:渡久地港 |
---|---|---|
08:30 発 | 09:45 着 10:05 着 |
10:30 着 |
14:25 発 | − | 15:40 着 |
もとぶ町行きは1日2便ありますが、名護行きは1日1便です。
名護行きの便をご利用のさいは、ご注意ください。
次に所要時間を見てみます。
那覇〜名護は1時間15分で行くことができます。
那覇〜もとぶ町までかかる時間は、名護に経由するかしないかで変わってきます。
- 8:30発は2時間(名護経由あり)
- 14:25発は1時間15分(名護経由なしの直通)
もとぶ町→名護→那覇
那覇まで戻る便の時刻表です。
もとぶ町:渡久地港 | →名護:名護漁港 | →那覇:泊ふ頭 |
---|---|---|
10:50 発 | − | 12:05 着 |
16:00 発 | 16:25 着 16:45 発 |
18:00 着 |
乗船場
泊ふ頭北岸(那覇)
那覇の乗船場は泊ふ頭北岸です。
「とまりん」ではないのでご注意ください。
名護漁港(名護)
渡久地港(もとぶ町)
実際に乗ってみました
実際にジンベエ・マリンに乗って、那覇からもとぶ町まで行ってみました。
自転車での2泊キャンプ旅なので、荷台にはキャンプ道具がギッシリ詰め込まれています。
船を利用するので、浦添からもとぶ町までの約75kmを走らずに済むのはありがたいですね。
予約する
公式ホームページでチケットの予約をします。
自転車を乗せる場合は「自転車台数」を忘れずに入力しておきましょう。
※自転車は積載台数に限りがあるので、予約が必要です!
ネットで予約が済むと、メールで予約番号が送られてきます。
当日にチケット発券所にて予約番号を伝えて、チケットを購入しましょう。
チケット購入
乗船の当日に、泊ふ頭北岸にある乗船券販売所でチケットを購入します。
「とまりん」ではないのでご注意ください!
泊ふ頭北岸の入口を入ってすぐに待合所があります。
この中に乗船券の販売所がありますので、チケットを購入します。
以前はこの待合所を通り過ぎた奥の建物でジンベエマリンのチケットを購入していました。2023年9月9日の時点では、チケット販売は入口近くの待合所に変更されています。
申込用紙に必要事項を記入し窓口に持っていくと、チケットが購入できます。
無事にチケットを購入できました。
乗船&自転車を船に乗せる
船の前に待機場所があります。
自転車をここに停めて、乗船を待ちましょう。
乗船する人は、このスロープを上がって船に乗り込みます。
そして自転車もここを通って乗せます!
こんな感じですね。
じつは自転車を船に乗せるのは自分でやらなければなりません!
自転車を船にロープで固定するときも自分でやりますが、このときは船員さんが少し手伝ってくれます。
もし荷物を満載の自転車なら、いったん荷物を下ろしてから自転車を乗せましょう。
僕の場合キャンプ用品が満載なので、そのままではスロープの幅がせまくて通れませんでした!
こんなに荷物を積んでいては、スロープを通るのは無理ですね(笑)。
いさぎよく荷物を下ろして、数回に分けて乗船しましょう!
自転車を乗せるときの注意点
自転車の積み下ろしは、基本的に自分でやることになります。
あの狭い乗船用ステップを押していかなくてはなりません。
荷物がない状態ならば、簡単に乗せられると思います。
しかし荷台に荷物が満載の状態だった場合は、荷物を一度下ろす必要があります。
できるだけ簡単に下ろせるような積み方にしておきましょう。
ちなみに渡久地港では下船用のスロープが使えず、下の写真のような狭い階段を自転車をかついで下りる必要がありました。
自転車用のデッキは2階にあるため、おそらく潮の満ち引きで海面との距離が遠すぎるのでしょう。
でもこれ、女性の方にはキツイですね!
- 自分で自転車を船に乗せなければならない
- 荷物は少なめにしよう
- 階段を自転車をかついで下りる場合がある
客室のようす
客室のようすです。
高速船なので、船の航行中は外に出ることができません。
トイレは外にあるので、出航前にすませておきましょう。
写真ギャラリー
まとめ
今回は、那覇と北部の街を結ぶ高速船「ジンベエ・マリン」の紹介でした。
僕なりのジンベエ・マリンの利用方法として、次回は伊江島の自転車キャンプ旅に行こうと考えています。
自転車も運べる高速船、みなさんも一度使ってみてはいかがでしょうか?
それでは、また!
コメント