こんにちは、たいらです。
先日ついに「自転車で沖縄一周の旅」を実現しました!
これまでは旅の不安要素が多くて、なかなか実行できませんでした。
とくに沖縄北部の東海岸は坂道が多くて民家も少ないので、泊まる場所や食料の買い出しなど、なかなか実行できる自信がなかったのです。
しかし今回はこのブログを立ち上げたおかげで、沖縄のキャンプ場の情報をいろいろ手に入れることができました。
そしたついに旅の実行にこぎつけたのです。
本記事では、僕が自転車で沖縄一周するときに悩んだことや旅のノウハウなどをお伝えしたいと思います。
旅の目的
僕にとって、自転車で沖縄一周をする旅の目的は2つあります。
- 自分の足で沖縄を一周する
- できるだけ安く旅をする
車などを使わずに自分の足で沖縄を一周するため、自転車を使いました。
自転車や徒歩の旅であれば、車や電車の旅では気付かないような景色に出会えることが多いからです。
また、できるだけ旅費を安くすませるためにキャンプ場を利用しました。
ほとんどが無料や格安(1泊1,000円程度)のキャンプ場です。
2泊は知人の家に泊まりました。
沖縄を自転車で一周する方法
それでは、具体的に自転車で沖縄を一周するためには何が必要なのか、どこに気をつければよいかをみていきましょう。
1日の移動距離は50km以内に!
ルート作りで一番気をつけた事は1日の移動距離を50km以内にすることでした。
何も荷物がないロードバイクであれば1日100kmは可能ですが、30kgほどのキャンプ用品を積んだ自転車ではせいぜい50kmくらいが限界です。
しかも北部の東海岸沿いはアップダウンも多く、民家もほとんどない山奥地帯です。
体力を温存するためにも移動距離は短めに設定しました。
そうして出来たルートがこれです。
スタートは浦添市で、もちろんゴールも浦添市です。
全部で8泊9日の旅になりました。
1日の移動距離は以下の通りです。
日程 | 1日の移動距離 |
1日め | 47km |
2日め | 46km |
3日め | 33km |
4日め | 33km |
5日め | 44km |
6日め | 48km |
7日め | 30km |
8日め | 44km |
9日め | 21km |
無料または格安キャンプ場に泊まる
宿代を節約するため、無料または格安のキャンプ場に泊まりました。
8泊のうち2泊は知人宅に泊まっています。
日程 | 泊まったところ | 料金 |
1日め | ①県民の森キャンプ場 | 1,000円 |
2日め | ②今帰仁の知人宅 | 無料 |
3日め | ③桃原ビーチ | 無料 |
4日め | ④アダンビーチ | 1,700円 |
5日め | ⑤福地川海浜公園キャンプ場 | 1,000円(ソロ割) |
6日め | ⑥金武町の知人宅 | 無料 |
7日め | ⑦あやかりの杜キャンプ場 | 1,000円 |
8日め | ⑧北名城ビーチ | 無料 |
僕は沖縄出身のため2泊は知人宅を利用することができましたが、もちろんキャンプ場を利用することもできます。
今帰仁村では「今帰仁村総合運動公園キャンプ場」がソロ割りで1泊1,000円で泊まれます。
金武町は少し高くなりますが「ネイチャーみらい館」というキャンプ場があります。
ただしテントサイト料が3,300円からなのでソロキャンプではちょっと利用しずらいですね。
場合によっては民宿に泊まるのも良いと思います。
今回泊まったキャンプ場については、以下の記事も参考にしてください。
また当ブログの記事で沖縄のキャンプ場一覧も作成していますので、こちらも合わせてご参考ください。
食事は弁当が多い
今回の自転車旅での食事は弁当ですませることが多かったです。
- 朝:コーヒーとパン(キャンプ場で)
- 昼:弁当か食堂
- 夜:弁当、たまにバーベキュー
こんな感じで食事をしていました。
自転車旅では1日じゅう自転車をこいで疲れているので、キャンプ場についてからバーベキューの準備をするのがキツイのです。
また買い出しをすると荷物も増えてるので、けっきょく弁当で済ませることが多かったです。
とはいえ、たまには焚き火を使って料理することもあります!
初日の県民の森キャンプ場での食事です。
コンビニで弁当を買ってすませました。
3日めの桃原ビーチも弁当です。
たとえ弁当でも、浜辺で食べれば何でも美味しく感じます!
6日めの福地川海浜公園キャンプ場です。
この日はめずらしく、焚き火で料理しました。
実はこの日はスーパーやコンビニがほとんどない地域を走ってきたので、買い出しができなかったのです。
こんなときのためにお米やインスタントのカレーなどを持っているので、木をひろってきて焚き火でご飯を炊きました。
沖縄の名物「ポーク」を油で炒めて、沖縄風のポークカレーの出来上がりです。
たまには焚き火も楽しいですね。
まさにキャンプの醍醐味です!
他のキャンパーさんもしっかり焚き火を楽しんでいました。
旅費について
今回の旅の旅費はこのようになりました。
- キャンプ場代:4,700円(4泊分)
- 燃料代:無料(自転車なので)
- 食費:18,000円(2,000円×9日)
全部を合計すると、旅費総額:22,700円です。
食費はビール代も含めて、1日2,000円でざっくり計算しました。
キャンプ場の料金は3箇所が1泊1,000円、1箇所が1,700円、2箇所が無料ビーチです。
あっ、2泊は知人宅なので無料ですね!
9日間旅をしたわりには、かなり安くすんでいるのではないでしょうか?
お風呂はキャンプ場のコインシャワー
お風呂はキャンプ場のコインシャワーを使いました。
桃原ビーチは、屋外ですが無料シャワーが使えます。
困ったのは最後に泊まった北名城ビーチです。
ここにはシャワーがありません。
そのようなときにどうしているかというと、折り畳みバケツと手おけで自家製のシャワーを浴びます。
北名城ビーチはトイレと水はあるので、水をくんできてバケツに入れて、手おけを使ってシャワーを浴びます。
もちろん明るい時はやばいので、まわりが暗くなったころにテント裏でひっそりとシャワーを浴びます。
自転車旅はものすごく汗をかくので、必ずシャワーをしてからでないと気持ち悪くて寝られないのです。
ちょっと大変ですが、これでシャワーのない無料ビーチでも大丈夫ですね。
沖縄なら11月上旬くらいまでなら全然寒くないですよ。
洗濯はコインランドリーを利用
コインランドリーを使う予定でしたが、今回は金武町の知人宅で1回で済ませました。
シャツやパンツなど5枚ほど持っているので、9日の旅だと1回は洗濯が必要です。
グーグルマップでコインランドリーの場所を調べて、休憩がてら洗濯をしましょう。
以前大阪から自転車で沖縄まで走ったときには、よくコインランドリーを使用していました。
洗濯後に乾燥機を20分ほど回せば、それなりに洗濯ものは乾いてくれるので、休憩も兼ねて利用しましょう。
旅の詳細:写真ギャラリー
【1日め】浦添市をスタート
自宅を出発です。
これから長い旅がはじまるぞ!
嘉手納基地を横切る58号線を走っていると、戦闘機F35Bが飛んできたのでスマホで撮影しました。
嘉手納基地ではふつうF15イーグルが飛んでいるのですが、最近は最新鋭のF35Bも見られるようになりました。
読谷村の沖ハム食品です。
大きな牛さんと豚さんが目印です。
恩納村の道の駅「おんなの駅」が見えてきました。
写真の右側に小さく見えるのが「おんなの駅」です。
ここから美しい海をみながら海岸沿いを北上して行きます。
海がきれいなので、休憩がてら撮影してみました。
海の向こうに伊江島が見えています。
沖縄の独特な飲み物に「ルートビア」というものがあります。
「ビア」という名前で勘違いしそうですが、ビールではありません。
ただの清涼飲料水で、コーラなどと一緒です。
味はドクターペッパーみたいな感じです。
僕はこのルートビアが大好きでたまに飲みたくなるときがあり、ついつい買っては飲んでしまいます。
沖縄本島の中部地区の自動販売機ではけっこう売っていますので、沖縄観光の際にはぜひ飲んでみてください。
県民の森に着きました。
ここを右折したあとで、けっこうキツイ坂が待っています!
この入口から管理事務所まで、自転車で約20分かかりました。
そのうち15分くらいは坂道のため自転車を押して歩いています。
途中の門までは自転車をこいで行きましたが、やはり無理でした・・
キャンプ場に到着後、昼ご飯を食べてなかったので急いで弁当を食べてテントを張りました。
テントを張って休んでいたら、雨が降ってきました。
夕方から真夜中までずっと雨・・・
「初日から雨かよ!」とうんざりでした。とほほ・・
【2日め】西海岸〜本部半島を走る
天気が悪い中、県民の森をスタートです。
まずは名護市を目指します。
北部の中心的な街「名護市」に着きました。
名護の「A&W」で記念撮影!
A&Wは沖縄の有名なファーストフード店ですね。
今回は撮影だけしました。
本部半島を走行中です。
天気がやばそうだったので、荷物にビニールをかぶせてあります。
2日めも天気悪いなあ・・・
瀬底大橋と瀬底島が見えます。
瀬底大橋を渡ればすばらしい景色が見えますが、今回はパスです。
そのまま通り過ぎます。
渡久地港を見ながら橋を渡っています。
この橋を渡れば、美ら海水族館で有名な「沖縄海洋博公園」までもうちょっとです。
2日めは今帰仁村の知人宅に泊まりました。
【3日め】本島北部の辺土名へ
これからいよいよ北部のルートになります。
これまでと違うのは、コンビニやスーパーがほとんどないことです。
なので食材や飲み物の買い出しには気をつけねばなりません。
幸いにも本日のキャンプ場である桃原ビーチの近くにはコンビニとスーパーがあるので、買い出しはそこでやろうと思います。
今帰仁村の海沿いを自転車で走ります。
海は半島と島に囲まれていて内海のようになっているので、けっこうおだやかです。
天気もやっと良くなってきて最高の気分でサイクリングできました。
本部半島を抜けて、名護市の58号線を北上していきます。
古宇利島がいい感じで見えていたので、バス停で撮影しました。
iPhoneでの撮影ですが、望遠側で撮ると圧縮効果で古宇利島が大きく見えます。
比較すると良く分かるので、標準撮影の写真も載せておきます。
違いがすごく分かりますね!
これもバス停での撮影です。
なんかバス停って絵になるんですよねぇ。
ホントに天気も良くて最高でした!
「道の駅おおぎみ」で休憩です。
「シークヮーサードリンク」も沖縄を代表する飲みのもです。
少し甘酸っぱくて美味しいです。
11月だというのにまるで夏のような天気だったので、冷たいドリンクと甘いもので一息つきました。
目的地の桃原ビーチが近づいてきました。
向こうに島影のように見えるのがオクマビーチです。
そのオクマビーチを超えて数百mのところにあるのが、本日の宿泊地である「桃原ビーチ」となります。
桃原ビーチに着きました。
このビーチは僕のお気に入りで、今年もう何度もキャンプをしています。
いつもは車で来るのですが、今日は自転車ですね。
詳しくは以下の記事も参考にしてください。
いつもテントを張る場所には先客がいたので、少し離れたところにテントを設営しました。
【4日め】北の果て「辺戸岬」へ!
桃原ビーチを出発して海岸線を北上します。
目指すは沖縄本島の北の果て「辺戸岬」!
天気も良くて最高ですね!
国頭村の58号線を通って辺戸岬へ行く場合は、トンネルを4つ通ります。
それぞれ新与那トンネル、宇嘉トンネル、ウテンダトンネル、最後は
宜名真トンネルです。
自転車でトンネルを通るときには、必ず後方のライトをつけましょう。
僕は100均で買ったライトを常備しているので、トンネルに入る前に取り付けました。
そして危険を回避するために、トンネルの歩道を走った方がいいです!
トンネルの歩道は片方が広くて片方が狭い場合が多いです。
歩道の幅によっては左側通行であっても、幅の広い右側のトンネルを通るほうが車道を走るより危険度は少ないです。
写真は宜名真トンネルです。
このトンネルの場合は左側が広いので、このまま歩道を走ります。
幅は1mくらいでそれほど広くはありませんが、まあなんとか自転車で通れる広さですね。
もし歩道の幅が50cmくらいだったなら、反対側の歩道を走りましょう。
4つのトンネルの歩道の幅を比べてみました。
南側から順に①〜④の番号をふってあります。
トンネル名 | 左側:歩道の幅 | 右側:歩道の幅 |
①新与那トンネル | 50cm | 2m |
②宇嘉トンネル | 2m | 50cm |
③ウテンダトンネル | 50cm | 2m |
④宜名真トンネル | 1m | 50cm |
各トンネルで、表の赤色側の歩道を自転車で通ることをオススメします。
茅打バンタの入口です。
すごく景色のよい場所なので行きたいのですが、急坂を登らなきゃならないので本日はスルーしました。
そして最後のトンネルである「宜名真トンネル」を抜けると、辺戸岬はもうすぐです。
余談ですが、宜名真トンネルの入り口に駐車場とトイレがあります。
ぼくはこのときトイレに行きたくてあせっていたので、とても助かりました。
他に共同スーパーが1軒ありました。
トイレもあるようだし、ランチ休憩に良いかも知れません。
目の前の交差点を左折するば、いよいよ辺戸岬です。
ついに沖縄本島の北の果て「辺戸岬」に到着です!
家を出発して4日め、これまでの走行距離は150kmです。
辺戸岬から宿泊地のアダンビーチまで約13kmなんですが、じつは峠を2つ越えなくてはなりません。
以前に車でドライブしたときにチェックしておいたので覚悟はしていましたが、けっこう大変でした。
最初の峠は、4kmの登りと4kmの下りです。
登りの半分は自転車に乗っていましたが、途中から押し歩きにかえました。
約30分ほど自転車を押し歩いたあと、下り4kmは自転車に乗って気持ちよく走りました。
次の峠は、2kmの登りと2kmの下りでした。
自転車を押し歩いた時間は20分くらいだと思います。
途中の「奥」という部落も景色がすばらしかったです。
緑の芝生と川遊びをしている子供たちが、とても心に残りました。
アダンビーチ到着です。
辺戸岬から峠を2つ越えて、やっと着きました!
アダンビーチでテントを張るときに一番おすすめの場所は、展望台と管理事務所の間の芝生スペースです。
海が真正面に見えて芝生もきれいなので、最高の場所です。
雨が降ってもすぐとなりに屋根付きの展望台を利用することができます。
ただ今回はすでに先客が使っていました。
なので管理事務所の向かい側にテントを張ることにしました。
ここはテーブルとイスがおいてあるので、食事や休憩するときに便利です。
トイレやシャワーも近いですね。
詳しくは下記の記事にものっていますので、参考にしてください。
【5日め】東海岸の激坂で苦しむ!
辺戸岬をスタートして東海岸を自転車で走る場合、激坂が多いため1日に何度も自転車を押し歩く必要があります。
その回数をまとめてみました。
※辺戸岬をスタートする日を1日めとしています。
- 1日め:2回 押し歩き
- 2日め:4回 押し歩き
- 3日め:7〜8回 押し歩き
- 4日め以降:押し歩きはほとんどない
つまり辺戸岬をスタートしてから3日間は激坂で苦しむことになります。
それでも1回あたり15分程度、長くて30分以内で押し歩きは終わるで、それほど恐れることはないと思います。
とはいえ、かなりキツイです!
僕がチャレンジしたのは11月上旬でしたが、くれぐれも真夏はさけたほうが良いですね。
こんな激坂を自転車を押して歩きます。
左側には歩道も路肩もないので、右側の歩道を押し歩きました。
たまにその歩道も通れなくなることがあります。
こんなアップダウンの道のりを名護まで63kmっていったら、気が遠くなりそうですね!
まあ、あせらずゆっくり行きましょう。
道の駅「やんばるパイナップルの丘 阿波」がありました。
飲み物の補給やトイレなどで利用するとよいでしょう。
この共同売店も昔からよく利用していました。
飲み物やトイレ休憩できるので助かります。
泊まったところは福地川海浜公園キャンプ場です。
芝生がとても綺麗なキャンプ場で、海と川の両方を楽しむことができます。
僕が泊まったのは川が目の前にあるリバーサイドでした。
海側のシーサイドより料金が安めなので、リバーサイドがおすすめです。
平日ソロ割りなら1泊1,000円で泊まれますよ!
詳しくは以下の記事も参考にしてください。
【6日め】東海岸の激坂2日め
東村から金武町へ行く東海岸ルートもまた、アップダウンが激しい区間です。
この日だけで7から8回ほど自転車を押し歩きました。
ただし1回の押し歩き時間は10分程度で、けっこう短くて済みます。
それでも回数が多いので、少しうんざりする感じでした。
ちょうど12時になったので、嘉陽共同店でお昼の弁当をいただきました。
弁当には小さな沖縄そばがついています。
水は高かったけど、弁当はたぶん300円だったと思います。
この嘉陽共同店の真向かいが「嘉陽の浜」になっていて、いい感じの雰囲気をかもし出していました。
東海岸ルートには共同売店があったり、目の前の浜に出れたりするので、写真撮影がとても楽しいです。
この日は何度も自転車をとめて、写真撮影を楽しみました。
いくつかの写真をまとめて紹介します。
【7日め】激坂も終わり、沖縄中部の街へ
金武町から沖縄市のルートではアップダウンはけっこうあるけれど、自転車を押し歩かなければならないような激坂はもうありません。
走行距離も33kmなので、本当に余裕をもって走る事ができました。
ただひとつ、本日のキャンプ場は山の上にある関係上、最後の上り坂だけは押し歩きが必要です。(時間でいえば10分足らずです)
まずは金武町の米軍基地「キャンプ・ハンセン」前で記念撮影。
昨日の夕方、基地の中から機関銃の音が「パラパラ」と鳴り響いていました。
続いて石川のトンネルに向かう坂を登っているところです。
ゆるやかな坂なので自転車に乗ったまま走行できます。
コザ十字路に着きました。
コザは歴史ある街で、その歴史の説明書きが道沿いに設置してありました。
音楽と芸術の街である「コザ」らしい演出ですね!
コザ交差点から胡屋十字路向けに、壁画やおもしろいオブジェがなど色とりどりに飾られていました。
そして本日の最後の自転車押し歩きを終えて、山の上のキャンプ場「あやかりの杜」に到着です。
ここは山の上だけあって、とても夜景がきれいなキャンプ場です。
普天間の街と米軍基地を見下ろせます。
あやかりの杜キャンプ場は1泊1,000円で泊まることができます。
那覇からもけっこう近いので、お気軽にキャンプできますね。
詳しくは以下の記事を参考にしてください。
【8日め】南の果て「喜屋武岬」へ!
あやかりの杜キャンプ場を出て、山の頂上に向かいます。
3分ほど登ればすぐに頂上につきます。
ここには大きなホテルや高級な住宅が並んでいます。
見晴らしがすごく良い場所なので、別荘みたいな住宅が多いですね。
こんな見晴らしの良い高台に住んでみたいですね!
ここを通り過ぎれば、国道329線に向かって下っていきます。
ここから左折して329号線に入り、南部にある与那原を目指します。
途中で「海の上に浮かぶ人魚」で有名な中城モールへ寄りました。
中城モールはスーパーや家具屋などが建物内にあります。
海のすぐそばに位置していて、海岸にすぐに出られます。
海には人魚が横たわり、訪問客を迎え入れています。
なんか表情がビミョーな人魚ですね(笑)
またここはパラグライダーのアトラクションが楽しめることでも有名です。
大空を自由に飛べたらとても気持ち良いでしょうね。
いつか僕もやってみたいなあ。
さて、お昼はここで沖縄そばを食べます。
沖縄そばの老舗で有名な「与那原家」です。
こってり味とあっさり味が選べるのですが「こってり味」にしました!
軟骨ソーキそば(並)950円です。
こってり味とはいってもそれほどしつこくないので、サクッと食べれました。
軟骨もやわらかくて美味しいです。
お昼どきだったので、お店はほぼ満員状態でした!
さて、お腹もふくれたことだし、南の果て「喜屋武岬」を目指して走ります。
東風平で国道507号線に入り、このまま南下していきます。
10kmほど走ると平和記念公園に着きました。
今日は撮影だけして中までは入りませんでした。
実はここでサプライズが起こりました。
僕の妹とその友人が沖縄一周の応援に来てくれたのです。
2日前に沖縄中部の金武町で妹の家に泊まったのですが、自転車で沖縄一周している僕を友人とともに応援にかけつけてくれたのです。
しかもこんな南の果てまで!
平和記念公園といえば南の端っこにあるイメージがあるのですが、こんなところまでわざわざ応援に来てくれたんでね!
どうもありがとう!妹よ!感謝です!
ちなみに僕はこんな感じで旅をしています。
はずかしいことにサンダルばきですが・・
11月とは思えない格好ですね(笑)
さてもうすぐ喜屋武岬ですが、近道しようとしたらこんな道に迷いこんでしまいました。
舗装もとぎれてジャリ道になり、本当にたどり着けるか心配になるほどでした。
でもすごく綺麗な景色ですね。
がんばって走ったらなんとかたどり着けました。
ついに南の果て「喜屋武岬」も制覇です!
家をスタートして4日めで北の果て「辺戸岬」、8日めで南の果て「喜屋武岬」を制覇したことになります。
そして最後のキャンプ場「北名城ビーチ」へ向かいます。
たいぶ日が落ちてきましたが、無事に北名城ビーチへ着きました。
無料ビーチですがオートキャンプができるということで、とても人気のあるビーチです。
僕も何度も車でオートキャンプしている場所ですね。
今日は自転車なのでDDタープを張りました。
北名城ビーチの記事も書いていますので、よかったら読んでみて下さい。
【9日め】自転車で沖縄一周をコンプリート!
いよいよ沖縄一周の旅も最終日を迎えました。
体力的にかなりしんどかったけど、旅が終わると思えば少しさみしい気もしてきます。
糸満市から那覇までは、新しくできた海岸線のバイパスを通りたいのですが、1箇所だけ自転車で通れない橋があります。
この橋だけ旧道を利用して、あとは見晴らしの良い高架橋のバイパスを突き進んでいきます。
そしてついに自宅に到着です!
9日間におよんだ「自転車で沖縄一周の旅」を達成できました!
かなり長い記事になりましたが、ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
いろんな人たちに応援をいただいたおかげで、途中でくじけることなく最後まで旅を続けることができました。
まとめ
いかがでしたか?
自転車で沖縄一周というのは、正直に言って万人におすすめできる旅ではありません!
体力的にとてつもなくキツイからです。
それでも旅を続ける理由は、僕なりに考えると「達成感がほしいから」だと思います。
自分の足で沖縄を一周したわけですから、この達成感は何事にも変えられない良い経験になりました。
そしてこの次は、自転車を使って沖縄の離島を旅したいと思っています。
また旅レポートを書きますので、これからもどうぞよろしくお願いします。
それでは、また!
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